三菱商事都市開発は4日、横浜市のみなとみらい21新港地区に新商業施設「マリン&ウォークヨコハマ」を開業する。横浜初出店13店、関東初出店1店、新業態7店を含め、高感度で比較的高単価なファッション、飲食店など25店を揃える。「20~40代の感度が高い大人の男女」(同社)を中心顧客対象とし、平日は半径5㌔圏、休日は20㌔圏からの集客を見込む。地域で増加しつつあるインバウンド(訪日外国人)需要拡大も狙う。
同社子会社が運営する横浜赤レンガ倉庫の隣接地(敷地面積約7053平方㍍)に開業する。施設はオープンモール型で、カリフォルニア料理のレストラン・カフェと結婚式場が入る5階建てのA棟、地上2階建てで、物販・飲食店が入るB~E棟計5棟で構成。延べ床面積は約1万3486平方㍍、店舗面積約8346平方㍍。港の目の前に位置することから、「商業施設を作るというよりも、散歩感覚で楽しめる街路を作るイメージ」で、港側や中央通路沿いに路面感覚で店舗を配置した。港側の飲食店にはテラス席を設け、「海を眺めながらくつろげる」ようにした。