ティンバックツー、原宿に日本初路面店

2016/01/28 06:01 更新


 ゼットが扱う米バッグブランド「ティンバックツー」の日本初の路面店が3月18日、原宿キャットストリートにオープンする。

 面積は約50平方㍍でフルラインアップを展開する。サンフランシスコの同ブランドの自社工場と連携したカスタムオーダーシステムを導入するとともに、開店記念の限定品やビンテージロゴを再現した復刻メッセンジャーバッグも発売する。

 ティンバックツーは、伊藤忠ファッションシステムが独占輸入販売権を保有し、ゼットが販売元。メッセンジャーバッグで米国トップのシェアだが、メッセンジャーバッグを主力としながらも、総合バッグブランドとして、販路拡大、顧客層の拡大を進めている。

限定店も伊勢丹に

 販路は、自転車やスポーツ・アウトドア専門店に加えて、百貨店、セレクトショップを拡充している。昨年は2月に日本初となるショップインショップをロッジ京都店に開設したほか、8月に阪急うめだ本店で期間限定店を出店した。11、12月にはららぽーとエキスポシティ、立川立飛の「ナノ・ユニバース・フラメントクオレ」に期間限定店を開設した。

 3月の路面店オープンを前に、2月17~29日には「イセタンスポーツゲート」で期間限定店をオープンする。

 伊藤忠ファッションシステムは「販路拡大とともに、特に20~40代の女性など新たな顧客層の獲得に注力する」考えで、2年後に年間10億円(小売りベース)の売り上げを目指す。その一環として、イセタンスポーツゲートの期間限定店では、やや小ぶりで主に女性をターゲットとするカスタムの「ミニ・プロスペクト・パック」を世界先行発売する。

続きは繊研新聞で



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