ピックアップニュース

【記者の目】サステイナブル施策が進展するには? 欧州連合の動向に注目

2024/07/29

 欧州連合議会は4月、企業活動による人権や環境への悪影響を予防・是正する義務を企業に課す「コーポレート・サステナビリティーデューデリジェンス指令」(CSDDD)を採択した。世界のサステイナブル政策をリードする欧州連...

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《25~26年秋冬欧州テキスタイルトレンド㊦》シアー継続、立体感ある表情も

2024/07/29

 コロナ禍の沈静化で欧米でのオケージョン需要が戻り、華やかな素材への引き合いが強まっている。秋冬ながらシアー素材は継続し、存在感のある立体的な生地の表情にも注目が集まる。プリントやジャカードでは、大柄や抽象的でイン...



《消えゆくフォーエバーケミカル―PFAS規制の先に①》全てが規制の対象に

2024/07/29

 PFAS(有機フッ素化合物)規制の流れが止まらない。一部の物質は人体への毒性などから国際的に規制対象となっているが、毒性が確認されていないものもある。欧米ではそれ以外も含む全てのPFASを禁止する動きが強まる。繊...



帝人フロンティア 東南アジアでテキスタイルの新拠点を検討 アパレルまで一貫し拡大へ

2024/07/29

 帝人フロンティアが東南アジアでテキスタイル製造拠点の新設を検討している。日本の北陸、好調が続く中国・南通帝人に次ぐ生地製造拠点を東南アジアに作り、BCP(事業継続計画)の観点で生産地の分散を進めながら生地、製品事...



天満屋 地方百貨店の“新たな姿”を追求 地域とのつながり太く

2024/07/29

 天満屋(岡山)が、将来の地方百貨店の姿を見据えて多面的に動いている。この1年で県内の10市町村、二つの大学と相次ぎ連携協定を締結した。社員を派遣している市町村もある。4月から東京にある鳥取県・岡山県のアンテナショ...



《小笠原拓郎に聞く》ファッションウィークとオートクチュールの意味

2024/07/27

 25年春夏の欧州のメンズファッションウィークと、24~25年秋冬パリ・オートクチュールを取材でラウンドした小笠原拓郎編集委員に話を聞いた。(聞き手=永松浩介)【関連記事】《小笠原拓郎の目》今必要なのは若手デザイナ...



【FBプロフェッショナルへの道⑱】小売り編④ 二次流通について知ろう

2024/07/26

 新品市場の一次流通に対して、中古品(リユース)市場を「二次流通」と呼ぶ事があります。今回はその二次流通について学びます。古くは江戸時代からある中古品市場ですが、今のような形となったのは90年代後半から00年代初頭...



《FB景況・消費見通しアンケート》物価高続き買い控えを懸念 為替変動や猛暑に不安増す

2024/07/26

 繊研新聞社が四半期ごとに行っている「ファッションビジネス景況・消費見通しアンケート」で、24年4~6月のファッション消費が1~3月と比べて「変わらない」とした企業は、前回比10.1ポイント増の63.2%を占めた。...



阪急阪神百貨店、高島屋、三越伊勢丹、大丸松坂屋百貨店 大手4社に聞く営業戦略

2024/07/26

阪急阪神百貨店 山口俊比古社長GDS化で内外の富裕層つかむ山口俊比古氏 阪急うめだ本店を「グローバルデパートメントストア」(GDS)化する。国内外の富裕層の顧客化およびLTV(顧客生涯価値)の最大化が主な狙い。26...



《提言》ラグジュアリーブランドの常設販売は地方店に必要か

2024/07/26

 地方店にラグジュアリーブランドや宝飾品・時計など海外の高額品の常設販売が必要なのだろうか。東京、大阪などの基幹店や大都市の地域一番店は富裕層だけでなく、若年層にも広がり、円安の追い風でインバウンドが上振れしており...