芸能プロダクションのアミューズの連結子会社の希船工房が、フレンズ、アラウンズ、コミタス、トランスプラス4社の株式を取得し、子会社化する。15日のアミューズの取締役会で決議した。
フレンズはレディス「ミュベール」を、アラウンズはレディス「アグリス」(アグリ・サギモリから16~17年秋冬にブランド名変更)を、コミタスはメンズ「ジュンハシモト」を展開している。トランスプラスは、グッズの企画・提案を手掛けている。
アミューズは15年10月、アーティストグッズ制作などの効率化、高付加価値商品の開発、アパレルブランド事業や外食事業などアーティスト非関連事業の拡大・強化を図るため、ルールパートナーズとの共同出資で、希船工房を設立した。
希船工房は、フレンズ、アラウンズ、コミタスを子会社化することで、アパレルブランド事業を強化する。デザイナーやクリエーターのプロデュースなど新たな取り組みも目指す。トランスプラスでは、グッズ事業の強化において商品単体だけでなく、イベント、プロジェクトとしての企画提案や若手クリエーター、新規アパレルブランドのサポートなどを行う予定。