東京・原宿神宮前商店会は15~17日、第10回「外国人観光客原宿ファションガイドツアー」を実施、裏原宿を中心に英・中・韓国語通訳付きで観光客を案内した。
初日には同ツアーの実施概要説明会を開いた。説明会で八木原保会長は、「当商店会は全国で初めて外国人観光客向けのファッションガイドツアーを実施した。原宿を訪れる外国人客が増えており、今後も〝おもてなし〟を発信する」と強調した。
東急プラザ表参道原宿の松井康明総支配人は「年間520万人が来店し、うち約30%が外国人。免税売り上げの構成比は昨年までは10%未満だったが、今は11~15%に高まっている。
インバウンド(訪日外国人)対応のサービスとしてフロアガイドやコールセンターの導入を計画している」、ラフォーレ原宿の大野谷良太業務推進部主事は「1月のインバウンド向けの福袋売り上げは前年同月比20%以上の増加、銀聯カードの売り上げは2倍強。インバウンド売り上げ比率は10%を超え、今後さらに伸びると予想される。今年はファッションに強みのある原宿地区での連携を強め、街の活性化に取り組む」と語った。
>>>繊研新聞の書籍紹介<<<