小田急電鉄は新百合ヶ丘駅前のSC、新百合ヶ丘エルミロード(川崎市麻生区)で、2月12日から4月23日までに約90店のうち13店を刷新する。主に市内初出店を中心とする服飾・生活雑貨店を充実し、周辺に住む30~40代の取り込みを狙う。既存店の移設などで階ごとのコンセプトも明確にし、「館内の回遊性を高め、買い回りも増やしたい」(今井義徳所長)という。
新店8店を導入し、既存5店を移設・改装する。今月4日までに新店7店と移転・改装店2店がオープンした。
改装を重点的に進めるのは地上3、4階。3階は従来、楽器店などと雑貨店が混在していたが、「服飾・生活雑貨を軸にしたライフスタイルフロア」とする。2月19日に「オグラ眼鏡店」を4階に移設し、今月4日にギフト・インテリア雑貨「神保町いちのいち」、服飾・生活雑貨「フルール・バイ・パスポート」、服飾雑貨「グレースオマリー」(いずれも市内初出店)を導入。
今月19日には楽器・CD・DVD「山野楽器」を4階に移設、4月15日に市内初出店となるイオングループの生活雑貨店「R・O・U」を入れる。既存の家具・雑貨店「アーノット」と合わせ、雑貨の集積を増やして30~40代を軸に幅広い世代の取り込みを狙う。