話題の「服の鉛筆」はどう生まれたか 縫製工場ミヤモリ、裁断くずを持続的な発展へ
2024/02/28
裁断くずが鉛筆の材料に――。23年度の「日本文具大賞」サステイナブル部門の優秀賞に選ばれ、話題になった「服の鉛筆」。これを販売するのは創業58年の縫製工場ミヤモリ(富山県小矢部市)だ。同社は「地球温暖化に対し、縫...
2024/02/28
裁断くずが鉛筆の材料に――。23年度の「日本文具大賞」サステイナブル部門の優秀賞に選ばれ、話題になった「服の鉛筆」。これを販売するのは創業58年の縫製工場ミヤモリ(富山県小矢部市)だ。同社は「地球温暖化に対し、縫...
ショーマッカー局長は、デジタル社会の進展とサステイナビリティー(持続可能性)が密接な関係にあると指摘する。【関連記事】《欧州グリーンディール~持続可能な循環型繊維製品のために㊥》設計・デザイン段階での新ルールも危...
ウェディング関連、コンサルティング事業のフォーシスアンドカンパニーの「アメリス」は性別・国籍・体形・年齢を問わず、すべてのカップルが自由にプランニングできるウェディングブランドだ。23年9月からサービスを始め、2...
「ソーシャルグッド」を掲げ、社会課題解決への貢献を目指す乃村工芸社。環境、文化、地域、人といった四つの領域で進めているが、同社の担う商業施設などの空間作りの分野でも持続可能性は欠かせない視点になった。そうした状況...
国内ヤーンを一堂に集めた「第21回ジャパン・ヤーンフェア」(JY)。国内ヤーンは、国産の生地や製品の差別化に欠かせない存在となっている。世界的に広がってきた環境配慮やサステイナブル(持続可能な)に対応するほか、新...
「自然の恵みを生かした手仕事を地域で続けられる仕組みを作っていけたらいいな」。こう話すのは、神奈川県葉山町で綿花を栽培し、アンダーウェアやベビーウェアなどを作るニームの篠原友紀恵代表。綿花などの植物の栽培と、その...
機能性食品素材の開発・販売を手掛けるファーマフーズ(京都市)は、卵殻膜を再利用した繊維「オボヴェール」が、24年秋冬ニューヨーク・ファッションウィーク(NYFW)で発表されたコレクションに採用された。 オボヴェー...
空間作りを手掛けるディスプレー企業は、サステイナビリティー(持続可能性)へのアプローチを強めている。新たな空間を作るには既存のものを壊すことになるが、そこで出る廃棄物などへの対応が課題になっていた。新たに設ける空...
セイコーエプソンは、水を使わずに繊維をリサイクルできる独自の「ドライファイバーテクノロジー」で、繊維アパレル産業への応用を目指す。廃棄衣料リサイクルの社会実装へ向け、HKRITA(香港繊維アパレル研究開発センター...
大手消費財メーカーの花王は、循環型社会の実現に向けた取り組みを強めている。再生材料を一部に使用した詰め替えパックの製品化をはじめ、競合するライオンとも連携して課題解決への具体化が進む。(藤浦修一) 同社は18年に...